のろし台の道

〈全長 2550m〉 大人の足でおおよそ1時間半のコース。

 

 

 マレットゴルフ場の裏から丸太の階段を登り、このコースは始まります。 

コースを登りきったところの視界の開けた尾根は、戦国時代にはのろし台として使われていたという場所です。

またのろし台へと向かうこの登り道は、馬が通る道であったため、この道は馬道とも呼ばれています。

 コースの道中は、桜やツツジなど美しい花が目を楽しませてくれる木々のほか、アカマツやスギ、ヒノキなどの高木の枝葉が大きな日陰を作り、 ヤマアジサイやノリウツギなど、小さな花を咲かせる草木が道沿いで訪れる者を出迎えてくれ、秋には、クヌギやクリが楽しい実を落としてくれます。

 下り道(ムジナ坂)の途中には、ムジナ岩といわれる大きな岩が、地面から顔を出しています。 この坂を降りきると分岐があり、左へ折れると、山田グラウンドやピクニック広場の方面へ向かいます。 分岐を右へ折れると恋人達の道に入ります。小川を渡り、ヒノキの樹林帯を抜け、さらにひと下りすると、また出発地のマレットゴルフ場に降りてきます。

  

何か所か急登もあり、なかなかの登りごたえがあります。

遊歩道というよりは、山道です。

歩きやすい靴を履き、飲み物をもって水分補給をしながら歩くとよいでしょう。

 

子どもさんを引率してこのコースを回る際には、事前に一度下見をしていただくことをお勧めします。