7月10日は台風の接近で野底山森林公園も朝から雨模様だったのですが、そんな天気の中、麓から、徒歩で山に登ってきてくれた面々がありました。
地元上郷地区の高陵中学3年生の皆さんです。
この時期総合学習の授業で、テーマに分かれて学習を進める中で、特に環境のことに関心を持って勉強をしている生徒さん約50人が、この日園にやって来てくれました。
まずは、この公園の維持管理や公園でのイベント開催に活躍する、地域の有志組織、「モーリーの森応援隊」の隊長さん、山岸一二三さんより、公園の概況をお話しいただきました。
その後は、降りしきる雨の中、二手に分かれて、園内のゴミ拾い。一見、きれいに見える園内でも、よくよく見ると、小さなゴミが落ちています。たばこの吸い殻、お菓子の袋、花火のかす。
わざと置いていく人は少数ではありますが、それでも残念なことに無責任な放棄の仕方が見受けられます。
また、故意ではなくても落ちてしまうゴミもあります。
生徒さんそれぞれが持ってきたゴミ袋には、作業終了時にはたくさんのゴミが入っていました。
中学生の皆さん、それらは持ち帰って、より細かく分析をするとのこと。
普段少人数でやっとこさ掃除をまかなっている管理事務所としては、このように大勢の皆さんが一斉に掃除に関わってくれることは、とても嬉しいことです。
また、関わってくれた皆さんが、これをきっかけに、山川の美化に意識をもったり、良好な自然環境の維持に興味を抱いてくれることは大変有意義なことですね。
今後も是非継続的に公園に来て欲しいなあ、と願いながら、麓へ戻る生徒さんたちをお見送りをしました。
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