先日は、八王子神社の池で発見したモリアオガエルの卵塊を紹介しました。 (こちらをクリック)
今日は、野底山でもう一か所の、モリアオガエルスポット、山奥の池の平のカエル沼に、卵塊を確認に行ってまいりました。
やはりありました。
直径20cmほどの卵塊が二つ。
表面の乾き具合などからして、八王子神社のものと同じ頃に産み付けられたものではないかと思います。
もともとは野底山では、山奥のこちらの沼がモリアオガエルの「本場」。しかしながら、本日見たこの沼、少々心配な点がありました。
昨年の今頃に比べると、たまっている水の量がずいぶんと少なく、水際が後退しています。
水深も全体に浅く、卵塊のある枝の下も水深は数センチしかありません。
梅雨に入ったというのに、このところ、真夏のような暑さと低い湿度が続き、雨がさっぱり降りません。
この沼の状態は、そんなことが影響しているのでしょうか。
このままさらに水量が減ると、卵が孵化しても、オタマジャクシは水の中にうまく落ちて生きていくことができないかもしれません。
雨が少なかったり暑さがひどい時には、卵塊自体が熱を持ちすぎて、中の卵が孵化せずに死んでしまったり、水の中に落ちていくための雨に恵まれないと、オタマジャクシがそのまま卵塊の中で死んでしまうこともあると聞きます。
幸い明日は雨の予報。
少しでも水量が回復してくれると良いのですが。
また雨の後、見に行きます。
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