野底山森林公園は一番低い場所でも標高が650mほどあります。
そのため、桜をはじめほとんどの花が、ふもとの市街地よりも遅く咲きます。
それでも暖かなお日様に恵まれた日は、一日の間に開花がぐんと進むことがあります。
1週間ほど前からドウダンツツジは鈴のような花を可愛くぶら下げていましたが、
今日の日差しは、ミツバツツジやヤマツツジなどほかの種類のツツジの花を一気に開かせてくれたようです。
まだまだ5分咲きといったところではありますが、色鮮やかな花が目を惹きます。
モミジは少しくすんだ赤茶の葉を広げ、春紅葉しています。
しばらくこんな色で日差しを受け続け、そのうちにじわーっと、緑色に変化していきます。
カツラの若葉が風にそよいでとても気持ちいいです。
ユズリハは、若葉が出てくると古い葉を落とし、世代交代します。
古い葉が日増しに黄色くなり、落ちていきます。潔い見事な引き際。あっぱれです。
久々にこんなものも見つけました。
マムシグサ。
いでたちが実に変わっています。
秋になると驚くほど真っ赤なぶつぶつした実をつけます。
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