小さな池の平和な家族

ヤマアカガエル

以前にも紹介した、管理事務所脇の池に棲むヤマアカガエルの一家。

天気の良い日にはいつも、水から上がって、岩の上でひなたぼっこをしています。

4~5匹いる中で、以前は大きなものと小さなものにはっきり分かれており、明らかに親子のように見えていたのですが、だいぶ、子どもたちも成長してきたようで、あまり個体差がなくなってきました。

 

また以前は、人間が近づくと、子ガエルたちが慌ててぴょんと水に飛び込んだのですが、この頃、どうも皆図太くなってきました。

近づいても、時には突っついてさえも、岩にしっかりへばりついて、悠然としています。

 

兄弟で(?)向き合いながらなにやら口をもぐもぐさせているものをあれば、苔むした岩の上でじっとどこか見つめている輩も。

 

小さな池を囲んでカエルの家族がのどかに日々を過ごす様子は、平和そのもので羨ましい限り。天敵のヘビもどうやらこの家族の存在には今のところ気づいていないようです。いつまでも落ち着いた生活が営めるようにと、陰ながら応援してしまいます。