ミツマタ

寒さの厳しい間、ずっと蕾を閉じていたこんな花が、

とうとうほころび始めました。

ミツマタ

ミツマタです。

皮が和紙の原料としても使われる低木です。

(日本の紙幣の原料としても使われています!) 

枝が三枝に分かれるところからこんな名前がついているそうです。

 

確かに遠くからよく見ると、

枝の先が三本ずつに分かれていて、

その先にちょこんと、この花がついています。

ミツマタ

園内では、ログハウスの脇に数株、小鳥の森樹木園には十株程度、

植えられています。

 

このミツマタ、1か月ほど前の3月1日には、雪の残る中、

こんな寒そうな色をしていたのです。

一気に色づいて、ほろっとほころび始めたその姿を見ていると、

春の訪れを喜んでいるのが伝わってくるかのようです。