管理事務所から裏山へと散策に出てみると、その道中にこんな樹を発見。
何者かに樹皮が剥がされ、内側には歯の痕らしき傷が。。
どうやら熊が皮を剥ぎ、がりがりっとやったようです。
めくられた部分は縦にかなり広く、人間の背丈をゆうに越えています。
また、歯の痕をよく見ると、前歯の間隔が意外と狭いことに驚きます。
なぜ熊がこのようなことをするのか、それには諸説あるようです。
その一つが樹の形成層にある糖分を栄養として取り込んでいるという考え方ですが、確かに、この樹皮の剥がされ方や、歯でかじりついた様を見ると、必死に樹にしがみついて栄養を得ようとする熊の姿が思い浮かぶようです。
このように野底山では、森の動物たちが様々な方法でサバイバルを図る様子を、豊かな自然の中で発見することができます。
また折に触れ、園内の動物の痕跡をご紹介していきます。
お楽しみに。
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