2013年 野底山森林公園まつり
25年4月27日、暖かな日差しに包まれた好天のもと、野底山森林公園まつりが盛大に開催されました。
↓森林公園まつりチラシ
今年は桜の開花が非常に早く、お祭りの頃には道路沿いのソメイヨシノはすっかり花を落としてしまっていましたが、
それでも、野底川対岸の少し標高の高い辺りには、緑色の木々のなかで清楚なヤマザクラが品よく輝いていました。
芝生広場では、次々と演目が上演されます。和太鼓、上郷小学校オーロラバンド、エアロビにバトンワリング、保育園の先生たちによるおはなし劇場、黒田人形の上演、そして市民吹奏楽団のコンサート。大勢の観客の拍手で盛り上がりました。
なんといっても祭りの楽しみは食べること。グルメテナントも大賑わいです。
五平餅あり、モーリー饅頭あり、中にはお昼を待たずに売り切れてしまったお店も。
毎年恒例の豚汁やおにぎり、綿菓子のサービスにも行列ができました。
シイタケの駒打ちや緑化木の頒布、ツリークライミング、親子木工体験・・もう29年も続いているおまつりだけあって、イベントのメニューも豊富です。
今回は、今までの恒例イベントの他に、林間学校2階で、企画展示を催してみました。
題して、「野底山ってどんな山?」。
野底山のジオラマや、野底山に生息する動植物の解説、野底山に関わる歴史の話、そして野底山が林業で活気づいていた時代に実際に使われた道具の数々を展示しました。
また、野底山のことなら隅から隅まで知っている山の先生、寺岡義治さんによる山のお話会では、山で拾った動物の骨など珍しいものをたくさん見せていただき、山奥の動物の世界の貴重なお話をお聞きしました。
2階でこのような催しがあることになかなか気づいていただけなかったようで、あまり盛況とはいえませんでしたが、管理事務所では、これからも色々な機会を作って、皆さんに野底山のことをもっともっとたくさん知ってもらいたいなあ、とあらためて思いました。
大勢の関係者の皆さんの力で、今年も無事に森林公園まつりが終わりました。園内は一気に、新緑の緑と晩春の花々の彩りに変わりつつあります。
さあ、来年はまたどんなおまつりになることでしょうか。